SIGMA 150mm APO MACRO DG HSM
OSなしの旧型。しばらく使わずに防湿庫で眠っていたが、FTZ経由でZで使えるのかどうか試していなかったことを思い出す。Z7、Z6はIBISがあるので、手持ち撮影も楽になるかもしれない。古いレンズなのでどうかなと思いつつ、装着してみると、AF-S、AF-Cともに実用レベルで動くし、MFはピーキングが効くので、一眼レフよりもはるかに楽。ためしに、IBISなしのZ50に装着してみたが、こちらも同様。
まずはZ7で。暗い室内。紫陽花のドライフラワー。以前はよく使っていたレンズだが、最近はOS付きの105mmの方を使うことが多かった。やはり望遠マクロは面白い。
Z7 f3.5 1/160 ISO200 手持ちでAF-S |
続いて、戸外へ。今日は雲天で外も暗い。ここ数日の寒波でしおれそうなヒメツルソバ。被写体に近づくとピントが薄くて撮影が大変。SSを1/80まで落としたので手ブレするかと思いきや、IBISがちゃんと効いてくれた。
Z7 f5.6 1/80 ISO320 手持ちでAF-S |
今日は出かけられないので、家の周りだけ。モッコウバラのアーチと玄関先。黒い如雨露にピントをあわせてみた。後ろボケ、けっこういいかも。そう、このレンズ、けっこうよい立体感が出るんだった。
Z7 f3.2 1/320 ISO320 手持ちでAF-S |
Z50では、225mm相当の画角になって、これはこれで面白い。ZのDXレンズはまだ2本しかなくて、225mm相当でf2,8だと、Z 70-200mmしかない。FTZがややわずらわしいが、このレンズならはるかにコンパクト。遠景を撮ってみた。ピントはアンテナの上の部分。
Z50 f5.6 1/250 ISO400 手持ちでAF-S |
後景の家並みがけっこうシャープに写っているのに驚く。手ブレに気をつければ、風景のスナップにも使えそう。
最後にやはり寒さでしおれてしまいそうなシクラメン。f8まで絞って。
Z7 f8 1/80 ISO320 手持ちでAF-S |
要するに旧型の150mmマクロも、FTZ経由で普通に使えるという話。IBIS付のZ6、Z7だと古いレンズも復活。これはよい発見だった。手放さずに防湿庫に寝かしておいて正解。
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