D7200の再購入

D7200+AF-S Nikkor 80-40mm。
望遠端でx1.3(トリミング)
野鳥撮影にしばらくD7200を使っていたが、バッファがやや足りない感じがしていて、連射性能に優れたD500を購入するために売却した。D500入手後、しばらく使っていたのだが、(自分の腕のせいなんだろうけど)出て来る絵がどうもしっくりこなかった。手持ちでの撮影が多く、一緒に購入したNikkor 200-500mmをつけたときの重さに耐えられなかったのもある。結局、D500は200-500mmとともに売却してしまった。

その後、Fujifilmのミラーレスを使うようになり、Fujinon XF 100-400mmとあわせて使っていた。この組み合わせから出て来る鮮やかな絵はとても気に入っている。ただ、とまっている鳥はこの組み合わせでよいのだが、飛ぶ鳥はどうもうまく撮れない。
どうしたものか。

そんなことを思っていたところで、ふらっと寄ったカメラ店で中古のD7200を発見。外観はまずまず。ベタつきもなく、ファインダーもクリア。ショット数はわからないとのことだったが、D7200なら15万ショットくらいはなんとかいけるはず。で、お値段は税込みで6万円。一度売ったのと同じ機種を中古で買うとはなんとも愚かしいことだが、結局買ってしまった。

AF-S Nikkor 80-400mmとの組み合わせで試写。いつもの朝の散歩コース。まず、カワセミが3羽、それぞれに縄張りをもつ小さな川に沿って歩く。案の定、カワセミが日向ぼっこ。もちろん望遠端。それでも少し遠かったので、x1.3のクロップをかけて、さらにトリミングしたもの。それなりに距離はあったが、許容範囲。


続いて枝にとまっていたモズ。さらに、かなり距離があったが、メジロが枝の間を動き回っているところを撮影。これらも同じように、x1.3クロップをかけてトリミングしたもの。盛大にトリミングしているが、思っていたほど悪くはない。羽の質感もギリギリ、表現できているし、(これはレンズの性能だろうけど)発色もよい。


望遠端でx1.3クロップをかけると、400mm×1.5×1.3で780mmとなる。野鳥撮影の場合は、これでも不足することが多々ある。サンヨン用にTC-14EII、TC-17EIIが家にある。80-400mmは明るいレンズではないので、テレコンをつけるとどうなるかは容易に想像がついたが、試しに14EIIを装着してアオジを撮影してみた。1000mm超えは魅力ではあるが、やはり眠い絵になってしまう。これは仕方ない。

愚かしいことだが、D7200はやはりいい。野鳥撮影は当分、これとFujinonで何とかなりそう。


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